先日は一日がかりで新しいパソコンの設定をしました。デスクトップという持ち運びできない設置型のものです。実際には大きな画面のモニターだけ机の上に置いて、本体は足下において使っているので、文字通り全部をデスクトップでと言うわけではありません。ほとんどの書き物や連絡をパソコンでするので、今やパソコンは絶対的な必需品です。
 ところが夏の暑い日に、それまでも多少調子は悪かったのですが、突然ダウンしてしまい、本体を調べてみると冷却ファンの通気口にほこりがいっぱい張り付いて塞がっていました。内部は手で触れないくらい過熱していて、それが原因だったようです。それでも冷やして何とか回復して使っていたのですが、それ以来予期しない時に度々突然ダウンするようなって、さすがにもう限界と、買い換えたのです。アプリと言われるワープロなどのプログラムや設定を丸ごと引っ越すという手もあるのですが、もしウィルスが入っているとそれも新しいパソコンに引っ越してしまうので、思い切って全部を新しくやり直したと言うわけです。たかがホコリがたまったくらいで、と馬鹿に出来ない大ごとになってしまいました。
 ところであなたの通気口は大丈夫でしょうか。人のホコリのことを「罪」と言います。人は神様の空気を吸って生きているものです。どんなに「わたしは神の存在なんか信じない」と叫んでも、そうなのです。子供が「ボクは自分の力だけで生きているんだ」と力んでも、そもそも自分独りで生まれてくることさえ出来ないのと同じように、人の心は神様の霊(空気)によって生かされているのです。そのことをわからなくさせているのが罪(ホコリ)です。
聖書の言葉を読んでみましょう。
      その翌日、ヨハネはイエスが自分の方に来られるのを見て言った、        
      「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。」
                   (ヨハネによる福音書1章29節)
この「世の罪」のところに、ご自分の名前を入れて読んでみてください。
クリスマスはこの「世の罪を取り除く神の小羊」が来られたことを世界中の人が喜ぶ日です。

木場深川教会では、あなたの来会をお待ちしています。
日曜日午前10時30分からの礼拝にはどなたでも出席することが出来ます。