母の日には健在であれば顔と顔を合わせ、心をこめて「ありがとう」と言って感謝を表し、亡きあとは在りし日の面影を偲び、感謝するものでありたいと思うのです。
私はかつて母が自分に良くしてくれたことなど何一つ気にも留めず、忘れ去っていました。しかし、母がしてくれたことをあれこれ想い起こす時、そのひとつひとつがなんと有り難いものであったかと思うのです。そこにひそむ母の苦労にも気づかされました。
母は、私に対して寛容でした。また情け深くありました。そして、最も印象的だったエピソードがあるのですが、そこにあらわされた母の愛は、不義を喜ばないで真理を喜ぶ、即ち、不義を決して許さなかったというものでした・・・。
そこに表される神の愛について来る日曜日は、お話したいと思います。
「愛は寛容であり、情け深い。・・・愛は不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そしてすべてを忍び・・・。」
1コリント13:4-7