「あなたの神はどういう神ですか?」と尋ねられたならば、キリスト教信仰においては、多くの場合、「それは愛の神です」。「創造主なる神です」と答えるのが一般的であろう。それに対して私は、「啓示の神」と答える。もう少しわかりやすく言えば、自身を現わされる神である。

 私は、教会に導かれる前は、神仏を畏れない不遜な者であった。「何故、目に見えない神が存在すると言えるのか?」「十字架にかけられたキリストがどうして私の罪のためである」と言えるのか?理屈ではわかるが、自分とはなんら関わりはないと思っていた。
 
 しかし、歳月が過ぎてそれでも教会に通い続けていた時に、次第に私の心は解かされ、見えない目が開かれて、キリストをわが救い主と信じ、神を神として崇めるようになったのである。それは、私の前に確かに神は現われて下さったからである。それこそが、聖霊なる神の働きなのである。聖霊なる神とは、どのような方なのか?来る日曜日、お話したいと思います。

「祭の終りの大事な日に、イエスは立って、叫んで言われた、
『だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう』。」 ヨハネ7:37