先日、少し休みをいただいて夫婦二人で尾瀬に行ってきました。「夏が来れば思い出す~」の歌で有名な尾瀬ですが、まだ行ったことがありませんでした。東京からは一番アクセスが良いと言われる「鳩待峠」というところまで車で行って、そこに駐車。いよいよ尾瀬ヶ原に向かって歩き出すのですが、約3.3キロの山道はほとんど下り坂。その入り口で「種落とし」のために、門番のように立っているボランティアの女性から、「くれぐれも捻挫などをしないように。帰ってこられませんよ。」と脅されて出発しました。
長い下り坂を「下った以上、帰りはずっと上り坂だ、大丈夫かなぁ」とブツブツつぶやきながら一時間余歩きます。やっと尾瀬ヶ原の入り口にある山の鼻小屋につき、途中で買ってきたおにぎりを食べて一休み。そこからはよく写真で見る尾瀬ヶ原の風景が広がっていました。朝方降っていた雨もあがり、青い空に白い雲という絶好のハイキング日和となって、すべてを整えて下さった神様に感謝! その日は夕方に水上高原のホテルで、長女の家族と落ち合う予定になっていたので、途中で折り返して、上り坂を駐車場まで帰ったのですが、整備されているとは言え山道を11キロもあるきました。それにしても写真で見る尾瀬ヶ原が車を降りてすぐに見られるわけではないことを教えられた一日でした。
さて聖書でも信仰の歩みについて、それが決して平坦で楽々と進むことができると言っているわけではありません。信仰をもったら、病気もなおり、健康で、すべてが順調にいくように言う人もいるようですが、それは聖書が言っていることではありません。試練がないと言っているのではなく、その試練に耐えることができるように、またその試練の時にも神様はそば近くいてくださり、支えて下さるというのです。
聖書の言葉を読んでみましょう。
あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれの道も備えて下さるのである。(コリント人への第二の手紙10章13節)
あなたも聖書の言葉に聴く人生をはじめませんか。教会の電話番号は03-3642-4005です。教会では無料の聖書を用意しています。あなたもぜひ一度お越しください。木場深川教会では毎週、日曜、朝10時30分から礼拝のときをもっています。どなたでも参加できます。心からお待ちしています。