夏目漱石が理想としてかかげた生き方は、「則天去私」であった。「私」がなく、天に従った人生である。私たちはとかく「私」のこだわりが捨てられず、自己中心的になり、他人を傷つけ、自分を傷つけてしまう。なんとか「私」のこだわりから脱却したいともがきながら、そこから脱け出すことができないのである。
聖書によれば、キリストは、この「私」(エゴー)を十字架と共につけて下さって、「私」のこだわりから解放して下さるのである。
是非、教会にお越しください。(日曜日10:30~)
「わたしはキリスト共に十字架につけられた。生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。しかし、わたしが今、肉にあって生きているのは、わたしを愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである。」
ガラテヤ2:19-20